「キタコ ロボットアーム HDR-6」[PR]
バイクは単体でロックしても台車に乗せられたり、数人で担いで盗難されるケースがあるらしい。
だから、盗難情報サイトなどでは、必ず「地球ロック(動かせない物とつなぐ事)」するように推奨されている。
私も同じ考えだからどうやって「地球ロック」するか、チェーン等の接続する盗難防止対策をいくつも検討していたのだ。
でも、これがあれば絶対盗難されない!ってな完璧商品はなく、数種の対策を講じて盗難にかかる時間を長くする事で盗難をやりにくくする作戦しかないらしい。
例えばチェーンでも細い物は十数秒で切断してしまうし、海外製の巨大南京錠も時間をかければ解錠されてしまう。
そこらへんの事は、YouTubeにいくつも動画があるので、もう何やってもダメのような気分になってしまうが、諦めるのはまだ早い。
十分な対策を行えばいいのだ。
そこで、そのうちの一つとして選んだのはこれ。
巨大な多関節ロックのひとつであるキタコ社の「ロボットアームロック HDR-6」だ。
これでも、3種あるうちの一番貧弱なタイプ。
上位2種も形状は同じだが、アームの金属の太さが異なるのだ。
当然ながら太くなれば、重くなるわけで、何度も手に取ってみたが、毎日の通勤に使うバイクに重いロックじゃ使い勝手が悪いので最も軽いタイプを選んだ。
それでも、バイクのロックをイメージしながら施錠と解錠を繰り返していると、あまりの重さゆえ途中で嫌にならないか心配になる重さではある。
このロックは通常のチェーンロックやワイヤーロックのように輪っかの形状となる。
例えば、電柱とホイルをロックするとか、アンカーとフレームをロックするというような使い方をする。
黒いカバーの中は特殊合金製のアームとこれまた特殊なリベットで、柔軟な動きができる多関節形状となっている。
カバーが無ければ細身で心もとないが、それでも他の市販されているロックに比べれば頼もしい太さである。
キーはABLOY社のEXEC(エグゼック)を使用しており、これも信頼性が高いらしい。
施錠・解錠の時は、日本の鍵とは違う無骨な感触があるが、それが丈夫さを物語っているようにも感じる。
ちなみに、これを販売しているキタコ社は、パーツメーカーでありながら、盗難防止の超強力なロックをいくつも販売している会社だ。
そのキタコ社でも、「1バイク2ロック」を推奨している。
確かに壁は一枚より、二枚がいい。しかも違うタイプのロックだと盗難する方法も異なるから効果的だ。
そんな訳で、しっかり考えた対策だけど、もう一つ地球ロックの手段を考えようと思う。
果てしない気もするが。。。
新しい商品が販売されているようですので、リンクを更新しています。
キタコ KITACO/ウルトラロボットアームロック 汎用
キタコ KITACO/ウルトラロボットアームロック (TDZ-06)
キタコ KITACO/ウルトラロボットアームロック (TDZ-08)
キタコ KITACO/ウルトラロボットアームロック (TDZ-10)
キタコ KITACO/ウルトラロボットアームロック (TDZ-12)
その後、実際にバイクをロックする場面を想定して、ロボットアームを駐輪場に持って行ったら、ロックしようとしている柱の裏に屋根からの雨水排水管が来ていた。
こりゃ、雨が降れば雨水がジャンジャン流れて、ロックが濡れてしまうし、カバーが含んでしまった水分が、ロックをジンワリと湿らせてしまうだろう。
そうなれば、錆がでるかもしれないし、あまりいい事はなさそう。
そこで、カバーの中に防水のカバーを一枚被せたのだ。
この素材は厚さ1mmほど、ロックの関節部分より若干大きいのだが、滑りが悪く写真のようにきれいに納めるのは一苦労だった。
CRCを使いながら、滑らせて少しずつ入れていき、トータル45分ぐらいかかった。
厚手のカバーなので、ロック関節の動きが悪くなるが、細かい部分に入れて使う訳ではないので特に問題はない。
そうして、キタコの黒いカバーを装着すると一回り太く見えるようになった。
これで、ロック本体が濡れっぱなしというのは、回避できたというわけだ。
あんまり気にする必要はないのかもしれないが、いろいろ考えていると気になるんだな。
保護カバーが劣化してきましたが、保護カバーだけ別売してくれるそうです。
キタコ KITACO/ウルトラロボットアームロック 保護カバー
キタコ KITACO/ウルトラロボットアームロック メンテナンスセット